3LDKを買えばいいのか。ちょっと待ってください。それは、本当に「あなたのライフスタイル・ライフサイクル」ですか?今まで世間で刷り込まれてきたライフスタイル・ライフサイクルではないでしょうか。子供部屋は人数分。夫婦は寝室だけ。母親の居場所はキッチン、父親の居場所はリビング。子供のプライバシーは完全に守られて、自分の部屋に入れば誰の目も気にせずに好きなことができる。ところが、夫婦のプライバシーは守られずに、本を読むのはリビング、テレビもリビング、趣味の習字や絵画もリビング……「あれ?何か、おかしいな」と思本書の中で、「自分のライフスタイル・ライフサイクルを考えよう」と提案しました。それでは、マンション購入時にあなたの描くライフスタイル・ライフサイクルは、どういうものでしょうか?いませんか。これがいつしか日本の常識になり、それに合わせて住宅はつくられるようになりました。こういう概念を生んだのは、戦後普及した公団住宅でしょう。狭い専有面積にもかかわらず、さらに細かく部屋を区切り、まさに「ウサギ小屋」。我が家もお隣も、そのまたお隣も、すべて同じ部屋で生活していたのです。皮肉なことに、「しょう子化」「人口減」という問題が、それを改善し始めました。ぎゅうぎゅう詰めになって住まなくてもいい時代になったのです。ようやく、不動産業者も自由なライフスタイル・ライフサイクルを提案するようになってきました。それに合わせて、間取りも多種多様になり、専有面積もどんどん増えています。後は、あなたのがんじがらめになっている概念を変えるだけです。あなたが本当に望むライフスタイル・ライフサイクルを実現させてください。